皆さまこんにちは。
E-Fitness トレーナー日越です。
はい。
では本題です。
筋力に遺伝は関係するのか?
疑問に持つ人も少なくないと思いますが
結論はもちろん関係あります!
一般的に用いられる筋肉というのは
骨格に沿ってついている筋肉を示す
事がほとんどです。
であれば筋肉は骨格によって決まって
しまうのは当然ですね。
また2005年にマサチューセッツ大学で
発表された研究では585名の被験者を
対象にして筋トレによる12週間の追跡
調査を実施した論文があります。
結果は筋肉のつきに大きなばらつきが
あったことが発表されています。
全ての被験者の平均では、
筋力は平均54.1%増大
筋肥大は平均18.9%増大
という結果になりました。
しかし個人で見ると
筋力は250%増大する人もいれば
全く効果なしの人がいたことや
筋肥大に関しては最大で55%増大
する人もいれば逆に筋トレをする
ことで-2.5%減少した人もいた様です。
もちろんこの一つの研究で必ずしも
決まるわけではないですが
面白い研究内容であったことは
間違いありません。
筋肉に関わることが遺伝によって決まって
しまうのなら筋トレをする意味がない。
そう思ってしまうかも知れませんが
2017年に順天堂大学が発表した
筋トレと遺伝にまつわるメタ分析では
この分野にまつわる24の研究結果を
もとにどのように関連しているかを
分析し導き出した結果があります。
それは筋力に関わる遺伝的な要素は
平均して50%くらいという結果です。
なので筋力という項目においては、
遺伝的な要素と環境的な要素はおおよそ
半々ということなのです。
音楽の才能は遺伝的な要素が90%と
いうものからするとかなり環境的な要素
でなんとかなるということですね!
遺伝の関わりは否定できないですが
だからといってカラダが変わらないと
いうことはありません。
やり方、向き合い方が大事だという
ことですね????
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました!