「背中を鍛えたいのに、腕ばっかり疲れる」
「背中に効いてる感じがしない」
背中トレーニングって、意外と難しいですよね。
理由はシンプルで、背中は “自分で見えない筋肉” だから。
胸や腕みたいに動きが見えない分、フォームが少しズレるだけで狙いが外れやすい部位です。
この記事では、背中トレーニングが難しい原因と、効かせるためのポイントを徹底解説します。

背中トレーニングが難しい3つの理由
1)背中は「引く動作」=腕が邪魔しやすい
背中の種目の多くは“引く”動作。
すると、どうしても 腕(上腕二頭筋)で引いてしまう んです。
結果:
背中に効かない → 腕だけパンパン → 背中が育たない
2)肩甲骨が動かないと背中に入らない
背中は「肩甲骨を動かす筋肉」が多いです。
逆に言うと、肩甲骨が固い人ほど背中に入りにくい。
3)姿勢が崩れると「腰」や「首」に逃げる
反り腰・猫背のまま引くと、
背中ではなく 腰(脊柱起立筋)や首に負担がいきがちです。
背中に効かせるための最重要ポイント5選
ポイント①:まず「胸を張る」じゃなくて“胸を起こす”
よく「胸を張れ」と言われますが、張りすぎると反り腰になります。
意識はこれ。
• 肋骨を上に積む
• みぞおちを少し上げる
• 腰は反らない(ニュートラル)
背中が入りやすい“土台”を作ります。
ポイント②:「手で引く」ではなく「肘で引く」
背中に効かない人の9割はこれ。
意識を変えるだけで一気に入ります。
• 手は“フック”(引っ掛けるだけ)
• 肘を後ろポケットに入れるイメージ
• 肘が体から離れすぎない
ポイント③:肩をすくめない(首を長く保つ)
肩が上がる=僧帽筋上部に逃げます。
• 首を長く
• 肩を耳から遠ざける
• 「肩を下げる」より「すくめない」が正解
ポイント④:可動域は「肩甲骨」から作る
背中は腕ではなく肩甲骨で動かす。
• 引く前に:肩甲骨を少し下げる(セット)
• 引いた後に:肩甲骨を寄せる(締める)
• 戻す時:肩甲骨が前に開く(ストレッチ)
ポイント⑤:反動なしで“止める”
背中は勢いを使うと逃げます。
• 引き切ったところで 1秒止める
• 戻す時は ゆっくり2〜3秒
背中は「戻し」で育つことが多いです。
種目別:効かせるコツ(初心者〜中級者向け)
ラットプルダウン(広背筋の王道)
狙い:背中の外側(広がり)
よくあるミス:バーを胸に当てにいって反り腰、腕で引く
コツ:
• 体は少しだけ後傾(倒れすぎない)
• バーを下げるより“肘を下げる”
• 肘は斜め下へ(真下じゃなくて脇腹方向)
シーテッドロー(厚みを作る)
狙い:背中の中央(厚み)
よくあるミス:腕だけ、肩がすくむ
コツ:
• 先に肩甲骨を下げてから引く
• みぞおちに向かって肘を引く
• 引いた位置で1秒止める
ダンベルロー(左右差改善・背中の感覚作り)
狙い:広背筋〜僧帽筋中部
よくあるミス:上体がねじれる、腰で引く
コツ:
• 体幹は固定(骨盤と胸が一緒に動かない)
• ダンベルは“脇腹の横ポケット”へ
• 最後に肩甲骨を軽く寄せる(寄せすぎ注意)
背中が入らない人が最初にやるべき「準備」
背中は、いきなりメイン種目に入ると失敗しやすいです。
おすすめの準備はこれ。
• 肩甲骨を動かす練習(軽いチューブ)
• 広背筋を触って意識する(軽い収縮)
• その上でメイン種目
背中は“神経(感覚)を起こしてから”が勝ちです。
まとめ:背中は「肘」と「肩甲骨」で決まる
背中トレは難しいけど、コツさえ掴めば伸びやすい部位です。
• 腕じゃなく肘で引く
• 肩をすくめない
• 肩甲骨で可動域を作る
• 反動なしで止める
これを徹底すれば、背中の効き方がガラッと変わります。
最後に:フォームが不安なら、最短は「見てもらう」こと
背中は自分で見えない分、ズレに気づきにくい部位です。
「効いてるかわからない」を最短で解決したい人は、フォームチェックが一番早いです。
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