運動する時間がない?動きやすい靴で日常の活動量を増やす考え方
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動きやすい靴で運動量は変わる?スポーツ庁「シュープロ」から考える日常の動き方を呉服町・箱崎のパーソナルジムが解説

動きやすい靴を履くだけで急に痩せるわけではありません。しかし、「今日は少し歩こう」「階段を使おう」と思ったときに動ける状態を作っておくことは、日常の活動量を考えるうえで意外と重要です。

「今日は革靴だから歩きたくない」

「買い物に来たけど、足が疲れるからすぐ帰ろう」

「昼休みに少し歩こうと思ったけど、この靴じゃ面倒」

「運動はジムへ行く日にやればいい」

こんな経験はないでしょうか。

2026年8月21日、スポーツ庁は新しいソーシャルアクション「シュープロ」について発表しました。

「シューズ」と「プロジェクト」から生まれた名称で、身近な靴を起点に、運動・スポーツの習慣化や日常の活動をよりアクティブにしていくことを目指す取り組みです。

ここで面白いのは、「もっとスポーツをしましょう」だけではなく、
日常で動きやすい状態そのものを作ろう
という発想です。


運動量を増やしたいなら、気合を増やす前に「動きにくい理由」を一つ減らす。

今回は靴から考えてみます。

動きやすい靴を履いて通勤中に歩く日本人男性


動きやすい靴に注目する「シュープロ」とは?

スポーツ庁によると、「シュープロ」は2026年9月2日から推進される新しい取り組みです。

目的は、一人ひとりの運動・スポーツ実施の促進や健康増進、そして毎日の活動をよりアクティブにしていくこと。

そのきっかけとして、誰にとっても身近な「靴」にフォーカスしています。

なぜ靴なのか

例えば、帰宅途中に一駅分歩こうと思っても、足が痛くなる靴では実行しづらくなります。

昼休みに少し外へ出ようとしても、歩きにくい靴なら「今日はいいか」となりやすいでしょう。

反対に、最初から動きやすい靴を履いていれば、歩くという選択を取りやすくなります。

靴が運動をしてくれるわけではありません。
ただし「動こう」と思ったときの邪魔を減らすことはできます。

この発想は、運動を続けるうえでかなり使いやすいものです。


動きやすい靴なら「運動の時間」以外でも体を動かせる

運動不足を感じると、多くの方が最初に考えるのは、

「ジムへ行こう」

「30分走ろう」

「ウォーキングの時間を作ろう」

「休日に運動しよう」

といった「運動専用の時間」です。

もちろん、それも大切です。

しかし厚生労働省では、身体活動を大きく「生活活動」と「運動」に分けています。

運動だけが身体活動ではない

生活活動

通勤、仕事、買い物、家事、移動など、日常生活の中で体を動かすこと。

運動

健康や体力向上などを目的として、計画的・定期的に行う活動。

つまり、ジムでの1時間だけを活動量として考える必要はありません。

動きやすい靴を選ぶことで、

通勤・買い物・仕事の移動まで「動ける時間」に変えやすくなる

という考え方です。

通勤や買い物など日常生活の中で歩く日本人女性


「今日は運動できなかった」を減らす5つの場面

では、実際にどこで活動量を増やせるのでしょうか。

ポイントは、「運動する場所を探す」より普段すでに行っている場所を見ることです。

① 通勤

駅やバス停まで歩く、職場の中を移動する、駐車場から建物まで歩く。

毎日発生する移動なので、少し変えるだけでも積み重ねやすい場面です。

② 昼休み

食事後に時間があり、暑さなどの環境にも問題がなければ少し歩く。

真夏で屋外が危険な日は、ビルや商業施設など涼しい場所で移動する方法もあります。

③ 買い物

大型スーパーや商業施設では、必要な買い物をしながら自然に歩くことができます。

買い物を「運動」と大げさに考える必要はありません。

④ 仕事中

コピー機、トイレ、会議室などへの移動を、座りっぱなしを中断するきっかけとして使います。

⑤ 休日

「ウォーキング30分」と予定を立てなくても、公園、ショッピング、家族との外出など、歩く用事を一つ入れる方法があります。

最初から動きやすい靴を履いておけば、

予定になかった「少し歩こう」を実行しやすくなります。

昼休みに動きやすい服装で短時間歩く日本人男性


動きやすい靴でも「8,000歩できないから意味がない」にしない

厚生労働省の「身体活動・運動ガイド2023」では、成人に対して歩行またはそれと同等以上の身体活動を1日60分以上、目安として約8,000歩以上行うことを推奨しています。

ここだけを見ると、

「今日は4,000歩しか歩けなかった」

「8,000歩いかないなら意味がない」

「もう今日は諦めよう」

となる方もいるかもしれません。

しかし同じガイドでは、個人差を踏まえて強度や量を調整し、可能なものから取り組み、今より少しでも多く体を動かすことも明確に示されています。

特に現在の活動量が少ない人は、いきなり理想値だけを追いかける必要はありません。

3,000歩の人が4,000歩へ。
4,000歩の人が5,000歩へ。
まず「今より増えた」を作る。

数字を達成できなかった日を0点にするより、日常で動く機会を少しずつ増やしていきましょう。


座りっぱなし対策にも「すぐ動ける状態」を使う

デスクワーク中心の方は、「歩数」だけではなく座っている時間にも注目してください。

厚生労働省では、座りっぱなしの時間が長くなりすぎないよう注意し、できるだけ頻繁に中断することを勧めています。

例えば、

  • 電話中に立つ
  • 飲み物を取りに行く
  • コピー機まで歩く
  • 休憩時にフロアを少し移動する
  • 可能なら階段を使う

これらは「トレーニング」と呼ぶほど大げさなものではありません。

しかし、身体活動はこうした小さな動きも含みます。

動きやすい靴や服装にしておく意味は、

特別な運動をすることより、日常の「動かない理由」を減らせるところ

にもあります。

デスクワークの途中で立ち上がり職場を歩く日本人女性


靴を変えれば痩せる?そこは分けて考えよう

ここは誤解しないように整理しておきます。

動きやすい靴へ変えただけで、体脂肪が勝手に減るわけではありません。

スポーツ庁の「シュープロ」も、「この靴を履けば痩せる」という話ではありません。

靴をきっかけとして日常の活動をよりアクティブにし、運動・スポーツの実施促進や健康増進などにつなげようという取り組みです。

見るべきなのは「靴を変えた後の行動」

以前

移動はできるだけエレベーター。昼休みも座ったまま。買い物も最短ルート。

変更後

歩ける場面では少し歩く。座りっぱなしを中断する。休日も外出時に自然と歩く。

こうした行動の変化が起きて初めて、靴を見直した意味が出てきます。


商品を買ったことではなく、その後に自分がどう動くようになったかを見る。

ここはダイエット用品と同じです。


動きやすい靴を選ぶときも「高い靴=正解」ではない

では、特別に高価なシューズを買わなければならないのでしょうか。

そんなことはありません。

この記事で大切なのはブランドや価格ではなく、
自分が日常で安全に動きやすいか
です。

日常用なら確認したいこと

  • サイズが合っているか
  • 歩いたときに強い痛みが出ないか
  • かかとが大きく浮かないか
  • 靴底が極端にすり減っていないか
  • 用途に合った靴か
  • 実際にその靴なら歩こうと思えるか

ランニングなど特定のスポーツをする場合は、その競技や運動内容に適したシューズを選びます。

また、足や膝に痛みがある場合は、「靴を変えれば治る」と自己判断せず、症状が続く場合は医療機関などへ相談してください。

動きやすい靴は、健康グッズではなく、

自分が体を動かすための環境づくり

として考えると分かりやすいでしょう。


E-Fitnessでは「週2回の筋トレ」だけで運動を考えません


E-Fitness
では、ジムで行う筋力トレーニングはもちろん大切にしています。

しかし、週に数回トレーニングしていても、それ以外の時間をほとんど座って過ごしているなら、日常活動も一緒に確認します。

例えば確認するのは

  • 通勤は車か徒歩か
  • 仕事中は何時間座っているか
  • 昼休みに動く機会があるか
  • 休日はどの程度外出するか
  • 買い物や家事でどれくらい動くか
  • 歩こうと思ったときに動ける服装や靴か

そこで必要なら、トレーニングメニューだけではなく普段の移動方法まで一緒に考えます。

体づくりをジムの中だけで完結させる必要はありません。

E-Fitnessが目指したいのは、

「運動する日だけ動く人」ではなく、「普段から自然に動ける人」

です。

日常活動と筋力トレーニングのバランスをE-Fitnessのトレーナーと確認する日本人男性


まとめ|動きやすい靴で「運動しない時間」も変えてみよう

動きやすい靴を履けば、それだけで痩せるわけではありません。

しかし、歩きたいときに歩ける、立ちたいときに立てる、少し遠回りできる。

そうした「動きやすい状態」を作ることは、日常の活動量を増やすきっかけになります。

スポーツ庁が2026年に始める「シュープロ」も、靴を起点として日常の「動く」を自然に増やすことを目指しています。

また厚生労働省では、運動だけでなく、通勤・仕事・家事などを含めて「今より少しでも多く体を動かす」ことを勧めています。

そのため、「今日はジムへ行けなかったから運動ゼロ」と考える必要はありません。

明日の朝、靴を履くときに一度だけ、

「この靴なら今日、少し多く歩こうと思える?」と考えてみてください。

運動習慣を変えるきっかけは、案外そこからかもしれません。

「運動する時間がない」で止まっている方へ

E-Fitnessでは筋トレだけでなく、通勤・仕事・休日など日常の活動量も確認し、
今の生活の中で体を動かせる方法を一緒に考えます。

福岡市博多区呉服町・東区箱崎周辺で、無理なく活動量を増やしながら体を変えたい方は、
まずは体験トレーニングで現在の運動量を整理してみてください。

参考情報

スポーツ庁「『シュープロ』記者発表会の登壇者決定!~『靴(シューズ)』を起点としたアクティブな日常を提案します~」

厚生労働省 e-ヘルスネット「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023 推奨シート:成人版」

厚生労働省 e-ヘルスネット「アクティブガイド2023」

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