「腹筋を割りたいなら腹筋運動をたくさんやればいい」
そう思って、毎日クランチやシットアップを頑張っていませんか?
結論から言うと、
腹筋を割るために腹筋運動は必須ではありません。
正確に言えば、
腹筋運動だけでは腹筋は割れないというのが現実です。
では、なぜ腹筋をしてもお腹が割れないのか。
本当に必要なことは何なのか。
今回はその仕組みを解説します。
腹筋はもともと割れている
まず大前提として知っておいてほしいのが、
腹筋(腹直筋)は最初から割れている筋肉だということ。
いわゆる「シックスパック」は、
筋肉の形そのものです。
見えない理由はただ一つ。
その上に体脂肪が乗っているから。
つまり、
腹筋を割る=腹筋を作る
ではなく、
腹筋を割る=体脂肪を落とすという意味になります。
腹筋運動だけでは腹筋が割れない理由
理由① 部分痩せはできない
腹筋運動をするとお腹の脂肪が落ちる、
というイメージを持つ人は多いですが、
特定の部位だけ脂肪を落とす「部分痩せ」は基本的にできません。
腹筋をどれだけやっても、
脂肪は全身からバランスよく減っていきます。
理由② 消費カロリーが少ない
腹筋運動は、
動かす筋肉が小さい
運動強度が低くなりやすい
そのため、
消費カロリーはそれほど多くありません。
ダイエットや体脂肪減少を目的とするなら、
腹筋運動だけでは効率が悪いのが現実です。
腹筋を割るために本当に必要なこと
① 体脂肪率を下げること
腹筋が見えるかどうかは、
筋肉量より体脂肪率で決まります。
目安としては、
男性:体脂肪率10〜12%前後
女性:体脂肪率18〜20%前後
このあたりから腹筋のラインが見え始めます。
② 全身を使ったトレーニング
体脂肪を落とすには、
大きな筋肉を使うトレーニングが効果的です。
スクワット
デッドリフト
ベンチプレス
ロウイング系種目
これらは消費カロリーが高く、
基礎代謝の維持・向上にもつながります。
③ 食事管理が最優先
どれだけトレーニングを頑張っても、
食事が整っていなければ腹筋は割れません。
摂取カロリーのコントロール
タンパク質の確保
無理のない食事設計
腹筋はジムではなく、キッチンで作られる
と言われるのはこのためです。
それでも腹筋運動は必要ないのか?
ここで誤解してほしくないのが、
腹筋運動が無意味というわけではないという点。
腹筋運動には、
腹筋の厚みを出す
姿勢を安定させる
トレーニング時の体幹を強くする
といった役割があります。
ただし、
順番を間違えてはいけません。
正しい腹筋の考え方
腹筋を割るために腹筋だけをする → ✕
体脂肪を落とすために全身を鍛える → ◎
仕上げとして腹筋を鍛える → ◎
腹筋運動は、
「割るため」ではなく「形を整えるため」に行うものです。
まとめ
腹筋はもともと割れている
見えない原因は体脂肪
腹筋運動だけでは腹筋は割れない
体脂肪を落とすには全身トレーニングと食事管理が必須
腹筋運動は仕上げとして行う
腹筋を割りたいなら、
やるべきことは腹筋の回数を増やすことではありません。
生活を変え、体脂肪を落とすこと。
それが一番の近道です。